<photo>バインディングが傷んでいるグレッチ
セルロイドのバインディングが傷んだ状態で持ち込まれ
まだ崩れていない部分も
触ると剥がれてしまうナカナカきつい状態でした。
バインディングの交換はやはり
かなりの大仕事で
いつも見積もりで高い値段を提示するのが
こちらとしても心苦しくもあり
また交換した際に
塗装を新にする事で元の風情がどうしても
変わってしまう部分があり
なかなか辛い所です。
そんな事もあり
今回は本格的な塗装は避け
新しく入れ替えたバインディングに軽く着色する程度で
仕上げることになりました。
古いバインディングを剥がす際
どうしてもボディ側の塗装が若干持って行かれてしまい
また張り直したバインディングと
ボディの間に筋っぽさが出てしまうのですが
予算の都合、元のギターの風情を損なわない方法として
可能な場合は提案させてもらっています。